ドラムス
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衝撃的なデビュー作を吹き込んでから約半年後のブルー・ノート第3作。なんと言ってもベニー・ゴルソンが故クリフォード・ブラウンに捧げた「I REMEMBER CLIFFORD」の名演盤として名高い。この曲のベスト・プレイだろう。アルバム全体を締めるベニー・ゴルソンの美しいアレンジも素晴らしいが、若干18才のリー・モーガンの艶やかで情感のこもったプレイが素晴らしい。
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リー・モーガン唯一のワンホーン・アルバム。リー・モーガンの最高傑作という声もある。ハーフ・バルブを使ったとっぽいフレージングも魅力の一つだ。そしてソニー・クラークのピアノも忘れることができない。彼のプレイでこのアルバムがより締まったものになった。またアート・テイラーのブラシ、このブラシを聞き逃さないで欲しい。
ジャケットのリー・モーガンがイカス。アイビー・ルックに身を包み細身のパンツに3ボタンのジャケット。ジャズメンがファッションリーダーだった時代のヒットアルバム。トランペットを最もかっこよく吹いたミュージシャン、リー・モーガンの面 目躍如たるプレイ。ヴィー・ジェイというレーベル・カラーもあり黒っぽい、そしてちょっと不良っぽいリー・モーガンがやっぱイカス!!
リー・モーガンといえばまずこのアルバムの名前が挙がるほどヒットした彼の代表作。ジャズ・ロックなどという造語も生み出したアルバムは今聴くと陳腐なリズムではあるがリー・モーガンのプレイはやはりかっこいい。ただこのアルバムのヒットがかえってリー・モーガンの首を絞める結果 になったのは皮肉だ。ヒットアルバムと軽蔑される向きもあるが一度は聴いて欲しいアルバムだ。
「月の砂漠」1曲で日本で人気の高いアルバム。リー・モーガンは一時日系日本人女性と同棲していた。メッセンジャーズのアルバム「チュニジアの夜」では彼女に捧げた「ヤマ」というオリジナルを録音している。月の砂漠もメッセンジャーズのメンバーとして2度目の来日時にこの曲を耳にしたのだろう。マイナーな曲が上手なリー・モーガンならではのプレイだ。
発売当時より今になって評価が高まっている。来るべき時代を切り開いたリー・モーガンを垣間見る素晴らしいライブ。リー・モーガンの本当のピークにあった作品では無かろうか。マイルスの「ビッチェズ・ブリュー」とは違った意味で70年代を示唆する作品だ。魂のこもったリー・モーガンのプレイは筆舌に尽くしがたい。
◆こぼれ話 リー・モーガンは前記「チュニジアの夜」の中に、同棲していた山本嬢と一緒に飼っていた犬に捧げた「コゾーズ・ワルツ」というオリジナルが収録されている。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− リー・モーガンの唯一のワンホーン・アルバム「キャンディ」このアルバムのいろんなバージョンを聴き比べてみた。キング盤、キング重量 盤、東芝盤20ビットCD、そして24ビットリマスターCD。やはりアナログに軍配があがりそうだ。あとはオリジナル盤を聴いてみたい。