ソウルが一杯詰まったジョン・ライトのピアノトリオ
ジョン・ライトやハーマン・フォスターなどのブルース色の色濃いピアノを僕はピンヒャラ・ピアノと呼んでいる。別に軽蔑して言っているわけではなく、その音使いがピンヒャラときこえるからだ。彼らに共通 した右手の使い方にある。ハーマン・フォスターの方がもっとヒャラヒャラと弾いている。
ジョン・ライトはシカゴのローカル・ミュージシャンとして活動していたようだ。シカゴはチェス・レーベルのお膝元でブルースの盛んな土地柄。ジョン・ライトのブルースに根ざしたというかもろブルージーなピアノはこの地で形成されたものだろう。
ジョン・ライトはもちろんブルージーなジャズ・ピアニストしかしレス・マッキャンなどようなオーバーな表現はせずソウルフルでありながら抑制の利いたプレイが信条のピアニストだ。僕がこういったピアノに目覚めたのはハーマン・フォスターを聴いて以来なのだが、ジョン・ライトの黒っぽさのなかの知性が好きだ。学校の教師もしていたらしい。だから以外に気楽に聴ける。すこしヴォリュームをおとし目でBGMとしてもよいです。
この「SOUTH SIDE SOUL」はジョン・ライトのデビューアルバム。彼がプレスティッジに残した5枚のアルバムのなかでやはり最初の一枚が一番いい。気合いの入れ方が違うようだ。ヒャラヒャラ度も適度にあり黒っぽいピアノが好きな方には堪えられないだろう。
演奏される曲はほとんどなじみのない曲ばかりだが、そんなの関係なくソウルフルにスイングしている。気がつけば自然と手拍子・足拍子しているはずだ。なんとなく元気なるピアノトリオアルバム。
アルバムタイトルもカッコイイがジャケットもカッコイイ。僕はいつもより小さめの音で聴いてます。
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