トミー・フラナガン(TOMMY FLANAGAN) / THE TOMMY FLANAGAN TRIOのページです
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THE TOMMY FLANAGAN TRIO

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THE TOMMY FLANAGAN TRIO OJCCD182-2
パーソネル
Tommy Flanagan(p) Tommy Potter(b) Roy Haynes(ds)
recorded 5/18/1960
トラックス
1
In The Blue Of Evening
2
You Go To My Head
3
Velvet Moon
4
Come Sunday
5
Born To Be Blue
6
Jef's Fine
7
In A Sentimental Mood
 
 


ジャズ・ピアノのジェントルマン、トミー・フラナガン。気品あるプレイでファンの人気も高くまた名盤の影にトミフラありといわれぐらい多くの名盤でサイドメンとして参加している。

今回紹介するのはプレスティッジの傍系レーベル「MOODSVILLE」からリリースされたバラード集。

「MOODSVILLE」はその名のとおりジャズメンを起用してムード・ミュージックをリリースしたレーベル。全部で39枚ある。トミフラのほかにレッド・ガーランド、ケニー・バレル、コールマン・ホーキンス等のアルバムがある。

演奏される曲目はすべてバラード。演奏自体もムード音楽的に甘い演奏となっている。はっきり言ってこのアルバム駄 盤の評価が高い。ジャズ雑誌でもいつも3星クラスだ。

じゃあなんでレコメンドするのと言われそうだが、やっぱ聴いてもらうしかないけどこういった小品にトミー・フラナガンの味わいがあると僕は思う。カクテル・ピアノ的に弾いてもトミー・フラナガンのピアノは決して大甘なピアノにはならない。一線を踏み越えていないのだ。立派なジャズになっている。

特にこの時期のアメリカ録音それもトミー・フラナガンのピアノ・トリオはこのアルバムと「OVER SEAS」の2枚しかないから貴重な録音といえる。

僕自身もこのアルバムはそんなにしょっちゅう聴くアルバムではない。でもなんかほっとしたいとき、なんか疲れたとき聴くとハート・ウォームな気分になれる。もしかすると癒し系のアルバムかもね。

でもジャズ喫茶でこのアルバムをリクエストするのは勇気がいるかもしれない。特に昼間なんかは絶対にさけましょう。夜、アルコールタイムならOKです。ただ硬派のジャズ喫茶にはこのアルバム多分ないだろうな。

曲目をみていると6以外は純然たるスタンダード。さすがのトミー・フラナガンも全編バラードはしんどかったのか6で唯一のオリジナル・ブルースをそれもミディアッム・バウンスで演奏している。ただ彼の控え目な性格かエンディングの1曲前に入れている。

この曲を入れたことにより最後のエリントン・ナンバー「IN A SENTIMENTAL MOOD」がより光って聞こえる。僕的にはこの最後の曲がベスト・トラックだと思う。

大声で「最高だぜ」なんていうアルバムではなく小声で「ちょっといいのあるよ」って教えてあげたいアルバムです。

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