ビリー・テイラー(BILLY TAYLOR) / UPTOWNのページです
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UPTOWN

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BILLY TAYLOR / UPTOWN OJCCD1901-2
パーソネル
Billy Taylor(p) Henry Grimes(b) Ray Mosca(ds)
recorded 2/4/1960
トラックス
1
La Petite Mambo
2
Jordu
3
Just The Thought Of You
4
Soul Sisters
5
Moanin'
6
Warm Blue Stream
7
Biddy's Beat
8
Cu-Blu
9
'SWonderful


僕のピアノ・トリオ隠れ盤、ビリー・テイラーのブルージーなピアノはご機嫌!

ビリー・テイラーというピアニストは日本では人気が低い。ただしアルバムの数はかなり多いのでアメリカで人気のあるアーティストだ。何故人気がないのかと考えてみるとピアニストとしての個性のなさ、知性派というレッテル。DJなどの活動が日本のファンには受けないのだろう。

ビリー・テイラーの特徴はといわれてもすぐには浮かんでこない。趣味の良いピアニストなどと当たり障りのない答えが出てくる。いってみればB級のピアニスト、しかしB級にはB級の良さがある。ビリー・テイラーの作品も当たり障りのないアルバムが数多いがその中でも何枚かのアルバムはマニアがいまもって血眼になって捜している物もある。僕自身も1枚手放してしまって後悔しているアルバムがある。公にビリー・テイラーのファンですなんて気恥ずかしくていえないけど、実は密かに愛聴しているアルバムがある、そんなピアニストです。

さて本アルバムですが1960年に「プレリュード」でのライブ盤です。プレリュードでのライブといえばレッド・がーランドが有名(そのうちレコメンドします)ですが、実はこのアルバムを捜しているマニアも多いのです。もちろんアナログでですが。

ビリー・テイラーのライブ盤ではロンドン・ハウスなどが有名ですが、僕はこのアルバムのブルージーな雰囲気が好きです。ブルージーといってもある程度抑制の利いたよさ、決してオーバーファンクにならないところはさすがです。それでいてエンターテイメントなところを残しているのがこのアルバムの魅力だと思います。

当時の世相を反映してビリー・テイラーのオリジナルもファンキー的な要素を持った物が多いのですが、洗練されたビリー・テイラーのスタイルにファンキーな要素が加わって逆にビリー・テイラーの黒人としての資質が表現されたのではないでしょうか。

演奏自体はビリー・テイラーの洒落た感覚が適度に混ざって実にグルーヴィな雰囲気の気軽な演奏です。手拍子が入ったりして非常にリラックスした演奏です。「モーニン」「ジョードゥ」などといった人気曲もさることながら「ソウル・シスターズ」「CU-BLU」などのビリー・テイラーのファンキーな感覚のオリジナルが素晴らしいです。

密かに愛すB級盤の魅力に溢れたこのアルバムをぜひ聴いていただきたいと思います。

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