こういった作品を聴くと音楽を語ることの虚しさを痛感する。僕が何を書こうとこのトリオの良さ、すごさの何分の一も伝わらない。でもあえて書くならばヨーロッパのジャズが迎えた一つのピークたりうる作品かもしれないと言うことだ。ハード・バップ以降のジャズに興味のない方にはこの作品の良さは解らないだろう。しかし70年代以降のジャズを聴き続けたリスナーにはこの作品のもつすばらしさをきっとわかってもらえる。運命共同体とも言えるこの3人が織りなすインタープレイに感動した。全編オリジナルがゆえに3人の密度も濃い。21世紀を切り開く傑作だ!
CD ¥2500  |